「弥生」という西会津町内の集落を取り上げ、トポフィリア(場所への愛)を
テーマに、集落住民や関係者への取材、文献調査による作品を発表します。
居村さんは、6月末で任期を終了する西会津町の地域おこし協力隊で、これまで情報発信分野担当で活動してきました。
アーティストとしての活動も平行しており、
主体と客体の相互作用による「批判的想像力」を手がかりに、
ビデオ、写真、テキスト、インスタレーション、パフォーマンスなど、
さまざまな形式で作品を制作する活動も行なってきました。
近年は、地域の土着信仰や民芸、動植物をリサーチしながら、文化的周辺へと関心を広げています。
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居村 浩平 個展 『 やまいろのちょうらく 』
開催期間:2021年6月12日(土)〜7月18日(日)
開館時間:10:00~17:00 休館日:月・火(祝日は開館)
開催場所:西会津国際芸術村
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特別展示 トポフィリア
開催日:2021年6月13日、20日、27日
開館時間:10:00~17:00
開催場所:弥生集落集会所
※集落住人と協力者と関係者のみ
西会津国際芸術村から約16km車で33分
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弥生集落(やよいしゅうらく)
戦後、大日本帝国陸地測量部による地図から国土地理院地図への修正の際に見落とされ、地図に載っていない「幻の村」となっていた過去があるほどの辺地。現在は春から秋の降雪のない時期にのみ3世帯4名の住民が暮らしている。
居村 浩平 (いむら・こうへい )
1992年高知生まれ、福島県耶麻郡西会津町在住。
主な活動に、秋田市文化創造館プレ事業 「SPACE LABO 2019」レジデンス賞を受賞。
2020年、同事業の受賞者展にて「ひとまねのかたち」を開催。