|会期|exhibition| 2018.8.1 wed – 9.2 sun
|観覧料|admission|  ¥300
|開館時間|open| 10:00-17:00
|休館日| 月曜・火曜（祝日をのぞく、８月１３日・１４日は開館します）
|closed| Monday・ Tuesday (national holiday, and 8.13 mon / 8.14 tue will be open )

現地で採取した土を画材に、世界を凝縮した密度の高い絵を描く佐藤香は、
その土地の土を使う事により、その地が発しているであろう〝蠢き〟を表現している。

今回の展示では、サウンドクリエーター大岡真一郎が採集した西会津の水音と共に、作者がこれまでに描いてきた各地の作品と、西会津で制作された新作を連続した空間として構成している。

作品同士の共振は、作者が西会津の集落で感じた、生活領域であるムラから、ノラを経て、生命の源泉であるヤマ、そしてその胎内へと向かう空間の関係性であるとともに、その共振は、会場である西会津国際芸術村に集まる多様な「余所者」 が生み出す西会津との共振でもある。

|作家プロフィール|

佐藤 香　Kaori Sato

現代美術家

福島県田村市船引町生まれ。2010年、東北芸術工科大学美術学科洋画コース卒業。2012年、東京藝術大学大学院壁画第二研究室修了。現地の方々と交流しながら、各所から様々な色の土などを採取し、絵具のように和紙や壁に渦をモチーフにした絵を描いて展示している。
https://kaori9655.wixsite.com/painter

大岡 真一郎　Shinichiro Oooka

音楽家・サウンドクリエイター

テレビコマーシャルのサウンドデザイン、その他映像音楽などを主に手掛ける。 自動車メーカーのプロモーション映像のサウンド・エフェクトや、サウンドインスタレーションなどの立体音響作品にも数多く携わり【音】と【音楽】をボーダレスにクリエイトする。