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他分野トーク -隣の芝から創造力-

創造力を養うために、美術とは全く違う分野で活躍される方のお話を聞き、

オンライントークイベントを行います。

毎回違う偶然に巡り合うゲストの話を聞き、

コロナ禍で機会の減った偶然の知性の出会いを広げます。

第1回目は、古生物学研究者の猪瀬弘瑛氏をゲストに

化石研究の話をしていただき、西会津国際芸術村ディレクターの矢部氏と

美術家で東京藝術大学の鉾井喬氏とトークを展開します。

」まるで、会津の山村に佇むバーに偶然居合わせた客同士が、

他人の芝を覗き、創造力を広げ、森の中で語り合う。

そんな深い夜を一緒に過ごしましょう。

【 ゲスト 】

猪瀬弘瑛 1983年、茨城県生まれ。古生物学研究者。

研究テーマは化石の分類と生態。特に恐竜時代の貝化石を主な研究としている。

2014年に筑波大学で論文にて博士(理学)学位を取得、

2015年から福島県立博物館に在籍し、現在は主任学芸員を勤める。

4月23日から福島県立博物館で開催されている春の企画展

「アンモナイト合戦~アンモナイトvs同時代の生き物たち~」の企画を行う。

【 ホスト 】

矢部佳宏

西会津国際芸術村ディレクター。ランドスケープデザイナー。

上山良子ランドスケープデザイン研究所(東京)、マニトバ大学大学院(カナダ)、

Studio CLYNE(カナダ)、上海のデザイン会社でランドスケープデザインに従事。

東日本大震災を機に西会津にルーツターンし、NIPPONIA楢山集落を開業。

辺境の地からあらゆるデザインに取り組む。

鉾井喬

美術作家、東京藝術大学デザイン科非常勤講師。

学生の頃人力飛行機サークルで鳥人間コンテストに参加し、パイロットとして空を飛ぶ。

風に翻弄された体験から、見えない風をテーマに立体作品を制作。

一方で修了後のNHK時代、東日本大震災の際に津波をヘリから空撮。

その後福島県内の取材を続け、退職後に紀行ドキュメンタリー映画「福島桜紀行」を発表。

近年は自身の体験を元に、自然とエネルギーとの対話、対峙を問いかける作品を制作。

全国各地の芸術祭や海外アーティストインレジデンスに参加。

西会津国際芸術村 矢部佳宏 × 東京藝術大学 鉾井喬

助成:東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト

【5/28(土)20時-21時30分頃まで オンライン】