滝沢徹也「森を漉くー出ケ原和紙」
森のはこ舟アートプロジェクト2016西会津エリアプログラム
美術家・滝沢徹也氏が2年に渡り取り組んだ出ケ原和紙復活再生のプロジェクト。その出ケ原和紙の歴史的背景を素地として取り組んだ、森のはこ舟アートプロジェクト西会津エリアプログラム「森を漉く」の成果展示会です。
本展示では、西会津の森にある素材を採取し、川の流れで紙を漉くというワークショップから、そこで生まれた紙の中に漉きこまれた森の小宇宙を表現。出ケ原紙の歴史などについて調査した内容とともに、まだ和紙生産が行われていた時代に西会津町内の和紙職人が漉いた貴重な和紙も展示します。
・「森を漉く」開催レポートはこちらから→http://www.morinohakobune.jp/blog/201609222.html
・「出ケ原和紙復活再生プロジェクト」の様子はこちらから→https://www.facebook.com/morinohakobuneart/photos/pcb.977096302348510/977095625681911/?type=3&theater
日時:3月18日(土)ー5月7日(日)
10:00〜17:00
※月・火休館 祝祭日の場合翌日
場所:西会津国際芸術村
福島県耶麻郡西会津町新郷大字笹川字上ノ原道上5752
お問い合わせ:西会津国際芸術村 ℡0241−47−3200
<アーティスト・プロフィール>
滝沢徹也
http://tetsuya.main.jp/word
1977. 東京都出身
2005年、東京造形大学造形学部美術学科絵画選考版表現卒業。美術家、和紙職人。2009年「小川和紙」の技術継承者育成事業を修了後、東京都無形文化財「軍道紙」の再生に関わる。伝統的な手漉和紙の研究、製造を行う一方、場の歴史や自然と人間の物づくりの営みの関係をテーマに日本のみならず海外など各地に滞在しながら絵画や紙を媒介とした制作、展示を行う。近年主な展示会として、2011 International paper art exhibition(台湾)、2013 個展GANGA・PAPER(インド)、AO-MORI PRINTトリエンナーレ2014などがある。